【刺激依存生活の裏話】第②話 ◆常連客の作り方◆
昔から定期的に行くラーメン店Hは
替え玉無料券があるので、注文と同時に
スタッフに渡すのですが
『替え玉入りましたー!』
と言いながら、カウンター内の私が見える所に
その無料券を置くのです。
食べ終わり帰り際に私の所に来て
先程の替え玉無料券を思い出したかの様に
私の目の前で、私から受け取って置いた
30分前に私の財布にあった替え玉無料券を、今日初めて渡すかの様に
スタッフさん
『これ次回良かったら無料になるので使ってください』
私
『あ、これ私のですよw』
スタッフさん
『そうです!お客様のです!』
私
『いや、そうではなくてですね…』
スタッフさん
『とうぞ!新しい物も!お客様【だけですよ】』
1回1枚しか使えないエンドレス無料券を2枚保有させてくれた安心感は
豪遊郭をループしている時に似ているので
単なる湯切りに『燕返し』や『天空落とし』的な
名前を付けるラーメン屋さんにふさわしい様に
このシステムに名前を付けたいけど
なかなか思い浮かばないもんですな。
これをツッコミどころまで加味した
マーケティングと疑うほど
店名が頭の中に残り
話題に出してしまうサービス内容です。
パチンコスロット台のスペックと同じ様に
平等なサービス内容は保ちながら
個々に特別感を匂わすのは中々難しいですが
再来店契機を構築する為に
細かいトークスクリプトが必要な時も多いと思います。
飲み屋のお姉様に
『底さん【だけですよ】』とかそういう無抽選中の強チェリー的なモノだとしても
なんか嬉しいですし、この先が無いってわかってても何かどこかで期待消えなかったりするじゃないですか。
今回のラーメン屋も
『また食べにいこ』とうっすら思ったかもな!
とか考えながら会計を済ませて外に出ると
外販スタッフさん
『どうぞー!お使いくださーい!』
最終ラウンド終了後のバカ熱カットインで
替え玉Vストック×3という爆連状態の
大満足で帰宅しました。
ラーメンって本当に夢と希望が沢山詰まってますよね。
https://twitter.com/soconasi0711
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