【表題】


高設定確定が出やすくなってもう長い
昔は設定を確認できるホールもあった。しかし、”射幸心を著しく煽る行為”と見なされるとして、かなり前にほぼ禁止に近い状態になった。
自分が打ち始めてからだと設定6がデータから丸わかりの機種として有名なのが4号機初代カイジ。設定1~5はかなり尖ったスペックなのに、設定6だけひたすら100~300Gの間に当たって連チャンはしにくいという仕様だった。ホールには高設定が……設定6が存在しているという事実に、カイジで初めて気付いたという打ち手もいたはずだ。
高設定確定演出は5号機の途中からトレンドになった。先駆けはスペシャルコードいわゆる”スペコ”だろうか。初代バジリスクやVivaドンのスペコが有名だが、最初にスペコを搭載したのはサンダーVスペシャル。意外にもノーマルタイプなのである。これが5号機最初の高設定確定演出と言われている。
ほどなくして設定2以上確定演出とやらが出てきた。少し曖昧だが、たぶんARTの偽物語に搭載されたひたぎ&翼カットインが最初の2以上確定演出だろうか。そして、気付けば設定確定トロフィーも当たり前のものになった。はじめはエイリやんのアイデンティティだったが、今ではカエルや汎用人型決戦兵器などでも見られる。
設定確定演出のデフレは留まることを知らず、設定否定も増えてきた。設定2否定は設定2以上を上回る嬉しさがある。否定系で設定が絞れることも多く、メーカーによっては設定5も否定しちゃう潔さ。
最近は推測要素と確定要素で設定を明確にできる機会も少なくない。
いつの間にか当たり前になった高設定確定演出のお陰で期待値を言い訳に供養させられるデータが増えた。自分の中では断言できるものの推定高設定と高設定確定では、やはり周りに対する説得力も違う。負けデータも高設定確定となれば箔が付くもんだ。
いまでは高設定の存在や期待値に対する理解も一般的なものとなった。高設定で負けたとなれば、運が悪かったとしてネタとなり、多くの共感すら生むことがある。これもアミューズメントの一つだろう。
朝から狙い台に座って、昼には高設定を確定させて、夜の出玉に思いを馳せる。
でも、なぜだろう。日が落ちる頃にはチャララインが目標になって、最終的には少しでも取り戻したいとか言ってる始末。
そんで成仏してくれって思いながら、確定画面と一緒に負け収支をツイートしてるんだ。
設定56確▲2000枚

いくまけ?
まず高設定での勝率が低くなった。4なんて全然勝てる気がしない台が多い。
射倖心言うなら設定1確定も入れるべきだと思う
最後の1行でとても感動しました!
ちょうだいちょうだい!
もっとそういうのちょうだい!
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