無職、蟹を食う

無職、蟹を食う

日本国民が番長ZEROの操恵パネル導入に沸き立ち、更にそれに畳み掛けるように大都もそのタイミングで判別要素の解析を追加で公開したその日

自称スロッターこと世間的無職数人で蟹を食った

その話をしようと思う

まず先に言っておきたいことがあります
もちろんこのブログに辿り着いてるわけですから君たちも間違いなくスロッターであることでしょう
そしておっさんが蟹を食う話に興味がないこともわかっていてパチスロの話じゃねぇの?って思ってることもわかっていますが…
ふたりエッチがただのエロ本じゃなくエッチについて考える漫画と同じようにこのブログもただのスロッターのブログではなくスロッターの全てについて話せるブログでありたいと言う高次元なステップでこの話をしようと思っていると言うことです

つまりおっさんが蟹を食うと言う話ではなくスロッターが蟹を食いにいったら!?的なYouTubeの釣りサムネではないですがそういった視点で最後まで付き合って頂きたいです

前置きが長くなりましたがかの有名な「そうだ、京都に行こう」ぐらいの感じで「よっしゃ、蟹を食いいくべ」となってスロッター6人ほどで新橋に集まることに

予約時間は19時

もちろん我々は赤子でもなく女でもなく言ってしまえば一般人ですらないので19時まで口をぱくぱくさせながら待っているなんてことはしません

蟹を食う金稼いできますか

当然の発想、むしろこの状況でその発想が出てこないような奴とは一緒に蟹なんて食えないですから

そして14時の時点でプラスの人間は1人もおらずなんなら蟹を食うどころか沖縄に行って1週間豪遊して帰ってくるぐらいの金額負けて捲るには遠洋漁業で蟹とりに船に乗らなきゃいけない状況に

でもこれでいいんだよなって、無職なのに平日から蟹を食うんだからこのぐらいの罰がないとねと

その後はダラダラと新橋で予約の時間まで酒を飲んだりして過ごすことに

19時、その名も蟹地獄
新橋の怪しげなビルの地下にあるその店は我々無職にとってはあまりにも甘美的であった

まず、食う蟹を選べとのこと

食う…蟹を…選ぶ!?
なんだそのシステムは弱肉強食、食物連鎖、そのような命が命を頂いているのですと言った教育にも似たようなシステムをこの店は採用しているのかと…

水槽の中の蟹を見つめる無職…

サイトセブンでデータだけ見つめていては決してたどり着けない答え…現場にいてこそわかる高設定のオーラ…

かと言ってよくわからなかったので生きてるやつと死んでるやつ(冷凍のやつも選べた)をくださいと森に住む魔女がするような注文をしてしまったのだが向こうもプロなのでなんとかなった

運ばれてくる蟹、焼いてあったり蒸してあったり、足であったり、爪であったり
今回集まったメンバー、決して仲良しこよしのそんなメンバーではない

憎む相手もいればあいつのTwitterはなんか気持ち悪い、嘘つき、反吐が出るなどと隙あらば鍵垢で悪口を言い合うようなスロ垢の縮図のような人間関係が集まった

しかしこの蟹を食ってる間は、その時間だけは全員が笑顔で全員が一緒の気持ちであった
我々が蟹を食うスピードに店長さんも驚き大工の源さんの右打ちを始めて体験した時のような衝撃を覚えたと語ってくれた

その後は蟹って6号機でいうとなんだろうね?という話に花を咲かせ、結論としてはパチスロ逆襲のシャアじゃないかということになった
カニもシャアも赤いので

蟹をCR機でいうとダンバイン、P機でいうと北斗無双ジャギの速度で食い切った我々の支払いは一人当たり番長ZEROのゼロモ2台消化して当たらなかったぐらいであった

6.2号機のコイン持ちのヤバさを蟹で再確認できた
あんなに蟹は美味いのにゼロモに同じぐらいの価値はあるのかな…そう考えると自分の人生まで否定しなくてはいけなくなることを我々は知っているのでその後は全員口数少なく解散となった

蟹が食いたいなと思った時に蟹が食えるぐらいの人生を送れるぐらいにはこれからも頑張ろうと思えた

そんな一日の話

 

にょっぴ

https://mobile.twitter.com/seteipati


1コメント

  • インペの民

    全ての文章に読み応えあって、一文字もザッピングしたくない。
    よく言えば最高、悪く言えば時間泥棒、そんなにょっぴ節溢れるブログでした。
    また読みます。


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